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クウからつながった犬のレスキュー。クウは2009年3月12日突然お星様になりました。クウの沢山の仲間が我が家へやってきました。現在は白黒猫のシメジと静かに暮らしています。


by kannbannkenn-koo
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醍醐味

月末は自転車で銀行回りをしてる
私の住んでる地域は農道がそのまま市道になったような状態で
まったくひどい道路状況だ
歩道はあれど、すれ違いが出来ない
雨でも降ったらそれこそ傘がぶつかり
まして自転車でのすれ違いなんてもってのほか
車道に下りるたびひやひやする
東村山は(あ!言っちゃった!)貧困な市政だな~と感じる

前から自転車が来ると
私はしばし立ち止まり、すれ違う自転車を待つ
ほとんどの人が会釈をして行き過ぎる
でも時に黙って当然のように通る人もいる
年齢には関係ない
いい歳したおっさんやおばさんもいる

昨日も前から小学生の男の子とお母さんと2台の自転車が来たから
すれ違いができる道幅の広いところで待機してた
すると前を走ってた小学生の男の子が
大きな声で
ありがとうございます!と言った
その後からお母さんが
すみません・・・と爽やかに通り過ぎた
明るい男の子の声が
爽やかな気分にさせた

かくも爽やかな子に育てた親御さんに
ご褒美を上げたいほどだ
子育ては毎日の積み重ねだから
簡単なことではない

私も3人の子供を育てたが
今考えてもあの時代には戻りたくない・・・・というのが本当のところだ
それだけ大変だった3人の子育て
ダメ母さんだったなぁ~と思わないでもないが
子供はそれなりに親の背中を見て育っていく
手塩に掛けたからといって
ちゃんとした子供に育つわけでもない

私事になるが
次女が高校生から25歳ぐらいまで
手を焼いた
反抗期といってしまうには簡単だが
どうすればいいか毎日心が痛かった
親失格の烙印を押されたように・・・
それでも娘を信じてじっと待った
娘が家を出て自立してから
1年間音信不通の時期があった
こんな世の中だから友達は私が何も行動しないのは信じられないといった
夫はもっと寡黙だった

あのころが一番子供に試されていたのかもしれないと
今にして思う
保護犬も一緒だ
人間と犬を同じラインで考えてはいけないかとも思うが
でも一緒だ
信じて待つことが大事だ


言葉がしゃべれない分
犬は体中で一生懸命訴えてくる
言葉より雄弁に話す
そしてある時期から私を信じて湯水のように自分の思いを伝えてくる
だから子育てを卒業した今
預かりボランティアが辞められない


自己満足かもしれないが
でもいいんだぁ~
by kannbannkenn-koo | 2010-02-03 14:49